Sunday, November 22, 2009

36 ベッカムさま危機!!

 *Contains sexual expressions and strong languages….

 あのベッカムが、浮気騒ぎでロンドンは賑わっています。愛妻ヴィクトリアの30歳の誕生日を前に、仕事に忙しくスペインに足止めをくらっている夫。妻の**ビッグ誕生パーティをイギリスでしないのか?とか。スパイスガールズの中で唯一、ナンバーワンヒットの出ていない歌手、とかゴシップネタには事欠きません。
  有名人カップルの運命というか、ひとの不幸を見たい人間性のいやらしさというか。いつ離婚するか、夫婦の危機、なんてのはずっとマスコミのターゲットであります。
 マレーシア生まれの現オーストラリア在住の女性が「ベッカムと寝たわ」と言ったかと思いきや、今度は、もと秘書。同じひとかと、思いました、この二人。よく似た感じ。ヴィクトリアも入れたら三人。やはり、殿方の好みは終世変わらないものなのか。このもと秘書の方は現在スペインに住んでいて、大使の娘だそうですが、ベッカムと「関係をもった」ことをスカイテレビのインタビュー番組に出て暴露しております。筆者の毎朝の友、***メトロ新聞によりますとベッドをともにしたひとでないとわからない、彼のからだの秘密を知っている、とか。きゃ~。
 もちろんベッカム側は否定しておりますが、自分の言ったことを証明するために法廷に立ってもいい、なんてこの女性は言っております。26歳。メリル・ストリープの若い頃にちと似た、スレンダーなアタマのよさそうな女性にお見受けするのですが、わたしゃ、このひとが何をしたいんか、ようわからん。なぜいまさら、こんなことを言うのか。もちろん、たいていはお金が目的でしょうが、こういうことをするひとたちを見るたび、あああ~と思います。自分はそんなチープな人間と思われてると自分でいやにならへんかいな。
 だいいち、もと雇われ人だし、奥さんも子供も知ってるだろうし、ともだちとかにも色眼鏡で見られるぞ。ともだちなくすぞ。
 故ダイアナ妃の、もと執事にしてもそう。王室に雇われて仕事としてやってきたときに妃の身近にいて、個人的な秘密を知れた。それをマスコミにたれこみ、お金をもらう。恥をしれ!って感じですね。ちなみに最近のニュースでは、彼は暴露本でもうけたお金の一部でアメリカに豪邸を建てたそうです。豪邸っても20万ポンドくらいらしいが?
 ましてや、男と女の関係のうんぬんなんて、公衆の面前で暴露するようなことじゃないでしょう。たとえどんなことがあったとしても。裏切られたから仇を討ってやる、とか、結婚できない自分がかわいそう、で、相手がにくい。男に仇を討つつもりで、それって結局自分もおとしめているんだなあ。それがわからないのか?
 去っていった彼を取り戻したいの?現妻と離婚してもらって、自分が後釜になりたいの?でも愛があったわけじゃない、自分はベッカムを愛してるわけじゃないと言っております。
****スカイテレビでの1時間の番組で露呈しておきながら、彼らの結婚生活や家庭を壊したくないのよ、なんて言っております。
 だ~ったら初めからハマグリのように口をつぐんでおけよ。こんなことをおおっぴらに暴露してしまってから「彼らの結婚生活がこれからもうまくいくことを祈るわ」なんてシャーシャーと言える?
 ベッカムと寝た自分が有名になってうれしいのか、反対に「ばかな女」と思われると思わないのか?有名人なら(まあ、庶民の男性諸氏も。名誉のために付け加えておこう)そうだと思いますが、特にスポーツ選手、名のある男なら多かれ少なかれ同じようなことはしていることでしょう(ねっ)。ベッカムほどになれば、いらんと言っても寄って来る女性は引く手あまたでしょう。別にわたしのおとこじゃないから、しらっと冷静に言えるけど(あ、なんて自分勝手なわたし)、有名人に浮気や色恋沙汰はつきものです。
 自分が関係した相手をおとしめることは結局自分をおとしめていることになるのだ、となぜ気が付かないのか、不思議です。
 このテレビ放映があるという日の新聞にスカイテレビ加入広告なんてのが出てて、4月中に登録すれば無料!とかね。こら、グルだわ、とも思いましたが。
 一方これもメトロ筋ですが、彼は100万ポンドのダイヤモンドの指輪を愛妻の30歳の誕生日プレゼントに買ったそうな。第三子ご懐妊か、のうわさも否定しておりますが、結局、仲良くやったらええんちゃうの?有名税かな、ってとこですね。

筆者うんちく)

*こういう表現はテレビでの番組や映画番組の前に出たり、放送されたりするんです。
 15歳以下の子供には不適当です、とかね。
** 30とか40はキリのいい数字なので、日本でも大台という言い方をしますが、
 この年の誕生日を迎えるとビッグサーティ、ビッグフォーティといって、大きな
 パーティなどをするようです。
***メトロ新聞 地下鉄駅構内においてある無料新聞。だいたいが大衆紙系ゴシップ系の読みや 
 すいbut 高級ではない情報新聞ですな。
****筆者宅にはスカイテレビはないので、どんなインタビューだったかは不明。エッセイのネタにするには見れればよかったのですが、そこまでしなくっても、というのもあったし、メトロからの情報のみでわたしなりに理解して?お知らせするのみです。

 そう、これはあくまで筆者のすっごい個人的観念に基づいておりますので、ご容赦くださいな。筆者の意見は主観がいっぱい入っておりますです。
2004年4月17日                         
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..April, 2004

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