Friday, May 6, 2011

パリ・バスチーユ座でオペラ

向かって右から二人目
甘いマスク
やっとパリに飛べましたzzz

イースターの休暇を利用してパリに行ってまいりました。目的はただひとつ!オペラ観劇なのです。ご贔屓のイタリア人テノール、マッシモくんが出る「トスカ」を見るため!
ふつうはロンドンのロイヤルオペラハウス ROH で、楽しんでいるのですが、我がマッシモくんはなかなかロンドンに来てくれないの。で、パリでやると知ったとき、売り出しと同時にチケットを取り、チケット取れたら行こうと。海外遠征の場合は、オペラのチケット代だけでなく、宿泊費と交通費が要るからお金かかるんですよねえ。一回500ポンド仕事。


これはメットで「愛の妙薬」
ネモリーノ役
今まで、ヴェローナの野外オペラ、オランジュの野外オペラ、ドレスデン、ウィーン(ごめん、後者の2つは記事にしてない)に行き、あとはスカラ座(ミラノ)とフェニーチェ(ヴェニス)・デビューを果たしたいのですが。。。パリはカンタンに行けるから、まだ行きやすい?  パリはオペラ座と言えば、ガルニエなのですが、新しいバスチーユ座ができたので、オペラはほとんどこっちみたいです。確かに新しいし、でかいし、音響はすばらしい。ずっと前にバレエは見たことあったんだけど、オペラはおはつ。



オペラ・バスチーユ


バスチーユ広場の塔


ここでっせ
確かにね、広い。わたしはストールの前から11列目、左より、だけど、ROH と違って真中にしか席がないので、けっこう見やすい。が、舞台からはちと遠い。かぶりつきの席は多分200ユーロ。。。ROH でアンフィと呼ばれる一番(上方)高いところが友人の席に取ったけど、それで75ユーロ。顔の表情は肉眼では見えなかったらしい。
ニューヨークのメットオペラの本当のところには行ったことがないけど、広さから行くとニューヨークもこんな感じかなあ。と。

中もモダン
オペラ自体はほぼふつうのまっとうなステージと衣装(ドイツとかだと超現代的な場合もあるのでそれからすると、という意味ですが)。舞台は高く広いので、ひとが小さく見えます。
マチネだったからか、ROH に比べ、観客の皆さまも、着飾ってる人は少なく思える。。。  ROHと比べてばかりですが。ウィーンのオペラ座はとてつもないひともいたっし。


美術館みたい?
ルーヴルにあったような。。。




オブジェがきんきら、
ぐるぐる回ってるんです


全面ガラス張り


エッフェル塔とノートルダム寺院


座席はこうなってます
宇宙戦艦?みたいじゃ

こちらはアンバリッドとモンパルナスタワー








切符と本日の出演者表


小冊子です
おまけはもちろん、「食」です。
ビールが高いで、と聞いてたのですが、始まる前だとトイレに行きたくなるし。オペラ座内のバーで、始まる前にグラスワイン(7ユーロ!)は飲んだけど、カフェにでも終わってから行きゃいいやと。場所により、値段も違うんですねえ。ハッピーアワー。という看板をみっけ、パイント5ユーロにひかれ、入るも、ちょっと早かったです。ハッピーアワーというのは、食事の前にちょっといっぱいひっかけよかって言うので、飲み物代が安くなってる。しかし、パリでは、ハッピーアワーは午後9時まで。それから食事かいなあ、さすがラテン系。メニューの50ml ってのが、イギリスでいうパイント(約450cc) でしょうな。ハーフは25ml。フランス語でなんていえばいいのか、わかんなかったわ。イタリアだったら大・中・小なんだけど。


花屋さんで。フレンチ・ラベンダ。

カフェの看板

お菓子やさんもイースターの飾りつけ


たまごのチョコパレード


















小さい村とか町だと、路地裏入っていくと、たいがい当たりのレストランに出会うんだけど、ローマやパリという大都会はむつかしいっす。鼻の効くわたしも、路地裏、っつうわけに行かないので。でもまあ、なんとか。オペラの日はマチネだったし、ホテルに朝ごはんついてたので、終わってからバスチーユ座に近いボファンジェという前にも行ったところで食べました。ここはやはり正解です。

でも高いんだよなあ。ユーロって。パリだからなのか。物価を高く感じました。昔は英ポンドが強かったので、割安気分で買い物もできたんだけど、いまや、1ポンド=1ユーロなので、高く感じる。買い物するんだったら、イギリスに戻ってからでいいや、って感じ。
オペラ座のシートマップ
わたしのストールの席、115ユーロ(ROH ならサイドだけど舞台に近い席で£50が限度)。友人のいっちゃん上の席、75ユーロ(ROH のアンフィでも高くて£60 までかも)。オペラ座内のバーのグラスワインがちっこいの、7ユーロ(おいしいワインのないROH でも小グラスは£5程度)。パンフレット12ユーロ!(ROH は最近買ったことないけど £6 くらいじゃない?)



でも、地下鉄はパリの勝ち。切符は安い。はつのり 1.7ユーロ、カルネは10枚で、12ユーロ。
オイスターカードを使わなかったらはつのり £4 のロンドンに比ぶれば。。。安い!バスでも今£1.20 やからねえ。

椅子がおもしろくて撮った



列車も反対から来るし


パリでもレンタサイクル


これでお金を精算するの?

こちらオペラ・ガルニエ

パン屋さんのミニチュア


プチ・フール
  *ボファンジェのディナー
じゃじゃん、シーフード盛り合わせ
ロブスター、かに、えび、貝


旬の白アスパラ!


カフェ・グルマンと名づけてあった
コーヒーにプチ・デザートがちまちま
数種類あって、お得感


ラズベリのミルフィーユ
セットメニューのデザートのひとつなのに
頼んでみたら単品で持ってきてくれた







*ラデュレでお茶

ラデュレのバラ風味ケーキ


マドレーヌ寺院の近くです


イースター・スペシャル
マカロンで有名な「ラデュレ」。友人はケーキを持って帰りたそうだったけど、暑かったし、崩しそうで、ここで食べよう!ということになりやした。しかし、ケーキ一個が8ユーロ!

左から、パスタ、ラビットパテ、アプリコットタルト
お酒つき、であとでコーヒーがきた
帰りのユーロスターは新しいクラスのスタンダードプレミア。飛行機で言うところの、プレミアムエコノミーですね。席は1等と同じ配列で、軽食がつくんだけど、昔ほどは豪華でない。ファーストなら別なんだろうけど。
ワインはおかわりしました。

月曜日はイースターマンデーで祝日だから開いてる店が少なかったんだけど、なんとか、オペラ座近くに某スーパーを見つけ野菜なぞ買って帰ってまいりました。ほほ。



筋をきれいに取ってね


ミルクで茹でて食しますのよ






まだらな模様のなす。中は白い
味はふつーだった
ホワイトアスパラに、でかトマトに、まだらなナス、まで買ったのさ。あ、フォアグラに生バターも。こんなもん買うか?と思うけど、スーパーの食品売り場ははまりますねえ。ここのスーパーの冷凍のマカロン見つけ買って、持ち歩いているうちに自然解凍したので、ユーロスターの中で食べたけど、うん、どこがラデュレのマカロンと違うといわれたら困るけど、違うのよねえ。何かしらん。今度ロンドンのラデュレで買って再度確認のため、味を試してみよう、日本だと一個500円くらいするそうです。ロンドンでも一個で1ポンドくらいはするけど。量り売りですので。。。


ひとくちかじったところで、
あっ!と気がつきあわてて
撮りましたん。


ピンクから時計まわりに
ラズベリ、カフェ、ピスタチオ、チョコレートだよん→→→



迷いこんだ小さな公園


パンジー花盛り


フランス式庭園

 
楽隊演奏中





絵になる道端よね




ヴォージュ広場のアーケード天井


窓辺の花

 

その名もカフェ・ユーゴ
(ヴィクトール・ユーゴ)




タンタンにミシュラン親父のフィギュア

パン屋さんのウィンドウでみつけた
ジャムのフタの飾りと思う








旅行は4月23日から25日の2泊3日。
たった2泊だったんだけど、えらい話題がいっぱい、あったなあ。

© Mizuho Kubo , All rights reserved..May, 2011

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