Wednesday, June 8, 2011

151 遅れたのに遅れない

わたしのロンドンの玄関口
パディントン駅
ロンドンに出かけるとなんかあるんですよね。このところなかったのが不思議。 先週、あまりに肩こりがひどく、我慢の限界にあったのでロンドンに行ったときに、チェア・マッサージに行きました。ウォークインだし、けっこう効くので気に入ってましたが、メイドンヘッドにひっこんでから行ってなかった。ロンドンに行く用事があるついで、と思っていくと、2回目は半額!の表示が。これって、いつまで?と聞くと前払いで1週間以内というので、次の土曜日に予約しました。それが6月4日。
それだけのために行くのもなんなので、他に用事も作って、ま、いいか。と。別に時間は予約していないのでいつ行ってもいいんだけど、ウィンドウ・ショッピングもしたいし、11時くらいかな、と11時台の列車に乗ることにします。お出かけ前は必ず、イギリス国鉄、ナショナルレイルのウエブをチェックし、時間を確認します。駅まで15分みとけばいいんですが、Live Departure で確認。土曜日は1時間に4本<も>あるんです。まず11時2分発が遅れてる。と思ったら、次の瞬間キャンセルになってる!あらま、どうしたんだ。で、次の17分発列車は2-3分の遅れがでている模様。ちょろちょろ見てると23分まで遅れて、次の32分発は結局またキャンセルに。だったら11時47分発に乗るしかない。それも3分遅れ、5分遅れになってたんだけど、とりあえず駅に行きます。チケットを買おうとすると、自販機の前に「お乗りになる列車が運行しているかどうか確認してから切符を買うように」との見出しが。改札の前にも看板が出てて、どうも、シグナルフェイル(信号不備)らしい。この線は、オックスフォードまで行く線と、レディングで終わる線が二つあって、交互に運行してます。レディング界隈でシグナル不備だったらしい。

とりあえず切符は買って、プラットフォームにあがると、列車がすでに止まってる。しかし、いつもの2両連結のしょぼいやつじゃなく、特急仕様の10両くらいある長いやつ。でも扉は開かない。どうもふつーはここに停車しない急行が、停まってる様子。11時47分はえらそうに「定刻」と出てて、レディング方面を見ると500メートル先くらいに列車が止まってます。そうか、このプラットフォームにいるのがどかないと、次のが入って来れないよねえ。両車?じーっとにらみあいのまま、ずーっと、止まってる。掲示板の11時47分は「定刻」表示のまま。中にいる乗客が窓から顔だしてみてたりする。フォームを係員が行き交ってるけど、なんの変化もなし。いつ発車するんかなあ。こんな日にわざわざマッサージのために出かけるんじゃあ、なかった。帰ろうか、と思いつつも、遅れでは切符払い戻ししてくんないしなあ、と。なんだったら目の前にいる、これに乗せたらいいのに、と思ったら、アナウンスがあり。

ロンドンへ行くひとはこれに乗ってもらってもいいです。ただしロンドン・パディントンまで止まりません。

乗るよ、乗るよぉ。さっきまで閉まってたドアも開く。わたしゃ、ロンドンに行くんだぜ。車内はすでに満席で、座れるところはなかったので、ずっと立ちんぼうだったけど、ノンストップだし。出発したはいいけど、とろとろ行く。まだ信号の不備があるのか?やっとスラウを過ぎたところで、アナウンスがあり、「不備はクリアになりましたので15分でロンドンに到着します」それから早い、早い。こういうアナウンス、いいよね、と隣の乗客が言ってました。そう、ふつ~、は何も言わず、何の説明もないしって。うなずきぃ。
Delayed

いつか見たようなdelayed の山

みな、あまり気にしてなさそう
どっかで見たようなこの景色?
75 列車の遅れは。。。。」 思い出すよなあ。ところが今回は。。。。
なんと、12時15分にパディントンに到着しました。
当初のに乗っていたら40分はかかっていたから、結局、遅れると思っていたのに、予定より早くパディントンに到着したのでした。災い転じて福となす?を地で行きました。到着前の車内アナウンスによるともともとこの列車はどこから来たのかわたしは知らないが、予定より「1時間遅れ」だったらしい。ひょ~、わたしの場合は遅れるはずが、早く着いちゃったんで、あとからお先でごめんねえ。
こんなこともあるのね。

© Mizuho Kubo , All rights reserved..June, 2011

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