Thursday, June 17, 2010

番外編 エトナ山付録 シーフード三昧、シチリア三昧


表紙 食べ散らかし

シラクーサで見つけたレストランを紹介しとこかな。

場所はこの地図でいうと ばんの下あたり



 オステリア アポロニオン 大通りから小路をそくっと入ったところにある。看板は大通りにちゃんと出していました。アポロ神殿からサン・パオロ教会をまがって入ったとこです。

メニューはなく、このちらしのみ。


 ウェイターのおにいちゃんが来て、うちはメニューはありません、というか、ひとつしかありません。シェフがその日に獲れたもので、メニューをつくって、少しずつ出します。海鮮専門です。きらいなものがあったら言ってください。お客様がストップと言われるまで、出し続け、最後はパスタでも(ラーメンで締めくくり、って感じやけど)。懐石、フランス語で言うとデギュスタシオンっつうやつやな。ええやん、ええやん。いいわよん。でも何がでてくるのか?ワインはシチリアの白をグラスで頼みました。さわやか、だけどこくのある、いいお味。ワインも御代に入ってます、とある。さて、料理がでてきました、でてきました。

 ひとりのときは、早めにレストランに入るようにしているので、ひともまだあまりいない。写真撮り放題。とはいえ、イタリア時間なので、早くても7時半とか。アングロサクソン系にはお腹がすくわよね。さすがにオランダとかだと夕食も6時くらいから入れたけど。

ブルスケッタはシチリアらしく、ちょっと辛いチリパウダーみたいなのとハーブ、オリーブオイルがかかってる
これでひとり分!

前菜。生牡蠣(これまたでかかった)甘エビ(さしみ状態)アンチョビの酢漬け。これにもチリがかかってる

アランチーノ(左)とインド料理に出てくるバージのような野菜の揚げ物。
アランチーノはねえ、えびクリーム。
揚げ物はなんか、小さい魚と言ってた気がしたが、まさに「しらす、おじゃこ」のオムレツを揚げたって感じ?これまたなつかしいお味でグー。

お次はえびのグリル。絶妙~な、塩加減。これまた甘くておいしい。さっさと完食。
ムール貝のハーブ焼き。パン粉がかかってて。完食。

ほたるいかの(まさに)から揚げ。アンチョビも入ってた。いかの形がかわゆい。油もの好きなわたしも、さすがに ちょっと残した。



 
すでにこのあたりでわたくしはもうお腹いっぱいの感じ。
スパーダ(たちうお)のインヴォルティーニ(これもシチリア名物、肉巻きのようなもの、これは魚で巻いてある)中はパン粉と、レーズン、レモンの皮。

小さかったので食べれた。


 締めのパスタ。隣の中年夫婦のテーブルで、うにがどうの、と言ってたような気がして、うにある?と聞いたら、あるっつうんだけど海鮮パスタが出てきた。うに入ってるって言うんだけど。色だけかなあ?でもおいしかった。 あさり(ボンゴレ)に、もひとつ貝。あわびのちいっこいのみたいなの。殻がかわゆかった。殻で量が大きく見えたので完食。

デザート
レモンのセミフレッド
パンナコッタともうひとつ(忘れたぁ、おそらくビスコッティかなんかだった)の3種類から選べて、これにしました。
さっぱりいいお味。英語ではソルベと言っていたが、アイスクリームとシャーベットの間くらい?
シャーベットにしてはクリーミー。レモンの香りが香水のよう。



 結局、デザートまで入れると8コース、グラスワイン・おかわりして2杯とミネラル水も頼み、食後のコーヒー(エスプレッソ)まで、取った。いくらと思われる?
 なんと35ユーロ!
 料金は書いてないし、いまさら聞けないし、いくらかなあ、50~60?だったらう~ん、しゃーないか。100だとぼりすぎ。と思ってお勘定が来るまでちょっと心配だったけどなんと。安いよ、これ。満足のひととき。でした。

帰りに見つけたこれ、路上のスマイリーごみ箱



◎アランチーノ(複数アランチーニ)・シリーズ
 シチリア名物・お米のコロッケですな。ビールのあて、シチリアン・スナック。
 カターニャ空港のバールで見たふつーのアランチーノ(右、ミートソース)と
 野菜(なすとトマト)のアランチーノ。しつこく、どう違うの?と聞いて、野菜のが珍しかったのでそれにしました。ミートソースのはタオルミナで食べたの(右)と形も同じよん。





 






 これはカンノーロ(複数カンノーリ)と言って、映画「ゴッドファーザー」にも出てくるシチリア名物お菓子。筒型ビスケットの中にリコッタ・チーズのクリームが入っておます。ドライフルーツなども入れるかも。







 こちらもお菓子で「カッサータ」となってたが、こんなカッサータ初めて。ふつーはエトナ山の形をしたアイスクリームとか、ケーキと思ってた。山っちゃ、山だが。二つ並べるとおっぱいみたい。。。。。今回は、この手のカッサータよく見た。カターニャ地方はこの形なんだろか。


 乗継時にミラノ(リナーテ)空港で食べたビュッフェ式軽食。



 航空会社も経費削減の折、2時間以上乗るのに飲み物とスナックしか機内で出ないことが行きしにわかったので、帰りは乗る前に食べよう、と思ってました。セキュリティを通るとセルフのカフェしかなかったけど、中途半端時間スペシャル、ビュッフェ6ユーロと看板がでてたので、プロセッコ(イタリアのスパークリングワイン)といっしょに頼みました。ビュッフェってイタリア語でなんて言うのかわからんし、そのまま英語発音して注文。お勘定がなぜか予想してたより安い。カウンターで払って、バーでレシートを見せて注文するという手順になっております。
 「プロセッコ」がつがれ、お皿持ってビュッフェに。ビュッフェは安いだけあって、主にベジ。トマトとモツァレラチーズとか、ポテト、フォッカッチャ、ロースト・ペッパーとかの野菜類。でもつまみにぴったしやん。小腹をふくらすのにちょーどいいや、とわたしはこれでも満足。食べながらまじまじとレシートを見ると???ブッハラのパニーニとプロセッコ、と書いてある。それでや、安かったん。でもビュッフェの品を勝手に取って食べててもだれも何も言わない。お皿小さいから2回も取りに行ったよ(笑)、これはこれでよかったわ。

Panino Bufalino になってたよ。ブッファリーノのパニーニ?

© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..June, 2010

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