Thursday, September 9, 2010

106 イギリスの住宅事情

 イギリスの家ってすごい邸宅なのね、と写真を見たいち読者はおっしゃってくださいましたが、そうでもないよ。いろんな家があります。撮るのは見栄えのする家だけなのでそういう意味では正直なレポートではないかも。わたしの趣味に凝り固まってるということですが。。。。ま、ええとしよう。

 好みの家としてはトラディショナルかなあ。古いだけの機能的じゃないのはちょっと?ですがアンティーク、だとなお、いいかな。古汚いのと、伝統的っつうのがむつかしい分かれ目ですけど。

 前回、ちょっとイギリスの家について触れましたが、ここでまた再考してみましょう。家を探すにあたって、キィポイントとなるのは:
 ひとりだとせいぜい、ワンベッドだけど、予算的にメイドンヘッドはロンドン並みなので、スタジオどまりかな。

*Studio というのはベッドルームだけで、リビングルームのない、日本でいうと、1K かな?キッチン、バスルームが備えてあり、キッチンが別になってるところもあるけど、フィンチュリーロードのところは部屋に小さなキッチンがついてました。トイレ、シャワーは別になってたけど。
**One bedroom というのがいわゆる日本で言う1DK かしら。寝室がひとつ、別にリビングと台所、バスルームが別にあります。Two bedroom, Three bedroom で寝室が増えていきます。








 家の種類としては、デタッチド、セミデタッチド、テラスドハウス、集合住宅としては、カウンシルフラット(府営住宅、県営住宅ってとこ?)、マンションの類。






 デタッチドハウスというのがいわゆる一戸建ての家です。独立してます。







 セミデタッチドハウスは2つの家がひとつになってる造りで、通常左右対称。



 これ、見てください。
 一軒の家なのですが、右と左で色が違うので、違う家族が住んでるとわかるでしょう。入り口も左右に別にあります。


こちら玄関は隣あわせ









 テラスドハウスはいわゆる長屋、ですね。3軒以上並んでいる場合。長屋という聞こえより、もそっといいけど。2階建てとか、ふつうそんなに階数は高くないです。それ以上高い階数のあるのは、ハイツとかマンションでしょうけど、こちらではマンションとは言わないかなあ。

 これがいわゆる日本で言うマンションかなあ。およそ、マンション、っていう感じでない、少なくとも、高層住宅ではないですねえ。

 
いずれも近所の家々を紹介してみました。
近くに公園もあるでよ。







 今の家ははじめ、テラスドハウスの一角、と思ってたら、よくよく見ればセミデタッチドのよく似た2軒家が続いて並んでいるので、そう思ったのでした。2軒ずつ独立はしてる。隣の家はデタッチドはデタッチドでも、いわゆる白黒柱のチューダー調っつうか、いい感じなのね。でもまた好みは歳とともに変わっていくかもしらん。

 いつも前を通る川沿いの長屋。小さいのかと思いきや、一角で4ベッドですって。貸しで出てた。月3000 ポンドですってよ!しかも家具なし。貸家は家具付 furnished と家具なし unfurnished、の2通りあります。家具なしだと自分でそろえないといけないからねえ。自分の家ならそろえて当然だけど、自分の家具を使いたい、というひともいるんだろなあ。このくらいの高さになると?





垣間見た庭。


川沿いは豪邸が多い。



リバーサイドマンション

















隣。奥にコンサバトリもあり。いいわあ。

 裏からコンサーバトリ隠し撮ってしまった。ブラインドが開いてたので。。。








© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..September, 2010

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