Thursday, August 26, 2010

104 引越しは大変だ



 T さん、お願いだから、これ、プリントして母に送らないでね。



 やっと先々週15日の日曜日に引越ししましたが、まだまだ片付きませんだ。段ボールの中で寝ています。いや、ベッドはあるんだけど。

 2年前にメイドンヘッドに越してきてはや、2回目の引越しです。これ、おかしすぎて、ちょっとネタにすると、おもしろいはおもしろいんだけど、日本の母に心配かけるかも。。でもさらしてみよう。


(下)裏庭から見た図・グランドフロア=日本の1階=右手がわたしの部屋(だった)窓



この家におったんや。
雪にまみれてますけど、前庭からの図(右)



*キーワード*は
 酔っ払うとひとが変わる
 どなる ラジオ 深夜のど音量

 とにかく理解できやん人物がおるのです。動物園みたい。放し飼いサファリというべきか。Big Brother House と言われた(これはイギリスのテレビで、ひとつの家に数人が入っていろんな課題を与えられだれが一番我慢できるか、脱落しないで最後まで生き残った?優勝者を選ぶ。わたしは好きじゃなくてテレビは見てませんが実地でやってました?)。
 去年の11月くらいまでは平穏無事なフラット共同生活だったのに。みな働いているので昼間も夜もほとんど会うことなし。キッチンもわたしが使うくらいでよしよし、って思ってたの。
 ところが。
 1)カールについて
 おやつはカァ~ル~!じゃなくて、おかあさんがドイツ人らしい。しらふの折にはまじめ一徹のおとなしい郵便配達人。週末になって酒が入るとジキルとハイド以上にひとが変わる。
 なにせ、ギネス(ビール)を20パイント飲むって言うんです(1パイント=約570ml)
 いつもはTシャツに郵便配達仕様の軽い格好してるのに、週末になると、結婚式にでも行くようなネクタイにジャケット。「教会」に行ってるらしい。しかし「教会」に行ったあとでぐでんぐでんになるまで飲むかなあ?家の前でタクシを降りたとたんに崩れ、運ちゃんに運ばれて玄関までくるも鍵がどこにあるかわからず玄関横の部屋のフラットメイトを夜中の2時にたたき起こす(よかった、わたしは奥の部屋で)。道路でバイクに轢かれ警察官に同伴されてご帰宅3週末連続。
 翌日になると覚えていないらしく、こうこうこう、と説明すると、すまん、もう絶対にないようにする、と言うが、週末になるとまるでなかったかのように、また酔っ払って、警官のお世話になる。

 ほかのフラットメイトと談合して大家に文句いい、追い出してもらい、2ヶ月足らずで別のところに引越したけど、その後、フラットメイトのひとりが週末カールに町で遭遇したらしい。例によって酔っ払ってたよって。
 →(教訓)ひとの性格はまず、変わらない

2)片付けない
 だしっぱなし、おきっぱなし、そのまま。電気つけたらつけっぱなし。ひと晩中だれもいないキッチンの灯りが朝までついてる。
 なんでやねん?
 洗濯物 洗濯機に入れたまま。2日間放置。だれも使われへん。ひとの下着とかさわりとうないし?でも、洗濯するには出さなでけんし。失礼。で、洗濯機の上にぬれたままおいてあってもそのまま。1週間くらいそのままの場合もあり。何も感じないんかね。ほっといたらまた洗わなあかんねんで。洗濯機に入れたら忘れるんかね。女性の下着、人目にさらしてあるんやで。男性もいるのに。台所でそういうもの見ながら食事したくないよね、とはフラットメイト(男性)の談。同じ女性としては考えられないし、恥ずかしいです。
 ミルク、そのままテーブルにおいたまま。冷蔵庫に入れなければいくら涼しいイギリスでも腐るで。なべ、使用後、こげとか、こびりついたまま、水も張らずに洗ってないし。かびはえるで。
 庭にひもはって洗濯物干してあるけど、これも雨が降ってもやりが降ってもそのまま。このイギリスの気候で出しっぱなしはどういう神経?神経がない、と見た。

3)掃除のおばさん
 以前わたしのコンタクトレンズを風呂場に置きっぱなしにしてたら、ごみとして捨ててくれた話はしましたが。。。「ライフ・イン・メイドンヘッド その2
 シャワーカーテン 洗うのはいいけど(洗濯機に入れてまわすだけやけど、入れて帰ってしまうので洗いが終わっても入れたまま)、洗濯機の中に入れたままでは何の意味もないのよ。
 だいたい、出してかたさない。もとに戻さない。
 シャワーカーテンないまま、シャワーあびるとどうなるか?バスタブの外の床がびしょびしょで、ずぶぬれ。次に入るひとはどうしたらええのん?背の低いわたしがいつも椅子を2階まで持ってあがって台にしてかけてました。

3)えんえん洗濯機おんな
 このひと、すごいのよ。毎日のように洗濯機回してる。何を毎日洗うもんがあるんかいな、と言いたいですけど。こっちのはタンブラー式の横型洗濯機で、いろいろ、ボタンがあって、8番のquick っていうのまわすと1時間内で片付くんだけど、だいたいそうはしてないね。あるとき、White (これだと2時間くらいかかる)になってて、中見たら黒いタオルが2枚くらい入ってただけ。まあ、えんえん、デュベやら、タオル(山ほど)、エプロン。枕やらスニーカーとかの靴も洗ってるよぉ(こっちはスポーツユニフォーム用とか、靴用のボタンもあるのだ)。

4)引越しの部屋見学

 今回ローカル紙のクラシファイドを見て、貸し部屋をチェック。電話をして、部屋を見に行くアポを取ります。木曜日に電話して、土曜日の朝11時に行くから、って、当日。行く前にテキストして今から行くから。で約束の時間にドアの前とかに出てない?出ないか。また電話して今、ドアの前にいるから。10分くらいしてからやっとドアに出てきた。寝てたんか?
 で、そのひとはただのフラットメイトのひとり。台所を見せてくれるが、きたない、片付いてない。ふつー部屋貸そうものなら、ひとが見に来るっつうたら片付けへん?正直やけど。
 で、当のわたしの部屋は、現在の持ち主がまだ寝てるから見せられない。寝てる?じゃあ、いつあくの?その部屋すぐあくの?今月中に出るって。でも、今日、31日なんやが。しかももうすでに11時やし。
 貸す気なし、と見た。
 別のところは川沿いのとってもいい感じの古いでっかいお家。でも中はぼろぼろ。古汚いっていうか。その部屋もまだひとが住んでいるので、きたない洗濯物とか、ごちゃごちゃと置いてある。ふつー部屋貸そうものなら、ひとが見に来るっつうたら片付けへん?正直やけど。
 ここも貸せるよ、と見せてくれたのは、川のふちのアネックス。スタジオにして、中にキッチンやシャワールームをつくって貸そうとするのはわかるが、まだ何の工事も始まってなさそう。これで1ヶ月後にできるの?おまけに川の水がすぐそこまでせまってるし。うん、今まで2回くらい洪水になったかなあ、とその家には住んでいない大家の談。
 貸す気なし、と見た。


5)トリは新人フラットメイト
1)のカールを追い出したあと、わたしの上にはポルトガル人女性が来て、レストランで働いているので夜ほとんどいないし、静かでよかったのです。平和、と思いきや。同じグランドフロアのもうひとつの部屋に、えらい(great じゃなくて awful)、おっさんがはいってきたの。
 今まで共同生活をしたことのない、カジノで働いてるという自称レストランマネージャー。
 ずぅぅ~ぅ~ぅぅ~ぅx~~~っと電話でしゃべっている。声がでかい。時々何が腹立つんか、シャウトしよる。ただでさえ声がでかいのにシャウトするとべらうるさい。
 カジノやから、ご帰宅は夜遅い。夜中に帰ってきては、そこからテレビ見たり、音をたてる。
 しかも自分の部屋のドアを開けたまま大音響でテレビを見ている。わたしはトイレに行くのにその部屋の前を通らねばならぬのです。だれもお前の部屋の中なんて見とうもない。あるときはだれかが床の上にそのまま寝てた。ドアあけぱなし。
 ともだちがしょっちゅう来てて、タバコ吸うのに外に行くのに玄関のドアも開けっ放し。夜中の2時でっせ。庭に通じるフレンチドアも鍵を回さないと開けたりロックしたりできなくて、鍵は壁の置き場に戻してほしいのに、かってに自分のポケットにいれよる。自分ひとりの鍵ちゃうで。と思ったら、玄関の自分のキーはドアにさしたままにしとる。
 迷惑この上ない。部屋のドアの外に汚い靴やらぞうりを置きっぱなし。ガスこんろからタバコの火をとるのはやめてほしい。トイレの蛇口がちょっとうまく閉まらず、コツがいるんだけど、閉められなくてジャージャーいつもこぼれてる。もったいないと思って気づくたびに止めてたけど、もうや~めた。
 洗濯機ようまわさん。何回もどうやって使うのか聞く。ボタンを silk にあわせるからや。もちろん、シルクだから絞りません。洗濯終わったのになんでびしょびしょなんやと来た。文字読まれへんのんか!インド人のくせにシルク知らんのか?
 ああ、しんど。
 つまりね、こいつのためにわたしは引越しを決意したんですわ。
 ただ、聞きまくるだけやったらいいけど、会話してると突然シャウトしだすの。酔っ払ってるからなんか、しつこいし、人の言うこと聞かんと自分のことしか言わんし(だれかみたいやけど?? ?)反論するとシャウトするし。あるとき、この用具はだれの?きみの棚はどれ?とか5回目くらいの同じ質問。聞き飽きたのでうろ返事してたら「聞いてんねや!しゃべらんかい」とそれこそなぐられそうな勢いやった。あ~怖。すっとんで部屋に避難してもう、出るかい、って。身の危険を感じたわ。それからなるべく会わないよう、台所にいる気配がしたら絶対でていかず、遭遇しないよう無視。
 夜遅く帰ってきて、ひとが寝ようとするころに必ずテレビやラジオの音量発揮。うるさいったらありゃしない。どすどす、どんどん、っていう音楽。のっぱらの一軒家に一人で住んでるんやおまへんでえぇ。近所迷惑。隣迷惑。男性にはどならないのにもうひとりのスペイン人女性もどなられたと憤慨していた。男尊女卑の極致!!!
 おんな二人で大家に文句言うも、大家はすでに2人も追い出して次なる間借り人を探すのに苦労したので(すなわち家賃収入がなくなるわけ)酔っ払って大声あげるだけでは追い出せない。金ヅルがなくなるもんね。「フェアにしたいのでね、4週間ノーティスを与えておくよ」
 で、その後、わたしが家賃を払うときに目に付いたわたしの洗濯物。キッチンの隣に干しておいたら湿気が気になるから外に干せという。でも雨が降ったら困るし、わたしだけがここにおいてるわけじゃないのに、しかもいまさらなんで言うのよねえ。2年ずっと言わなかったのに。反論したらそれが気に食わなかったのか「2週間ノーティス与える」やて。なんで酔っ払いのシャウトおっさんが4週間で、わたしが洗濯物を室内に干したというだけで2週間やねん。台所や風呂場を掃除し、きれいに使い、水も止めてやっているのに。こんなええ店子おらへんで。めっちゃ頭にきた。切れたわたし。わたし切らすとこわいで。
 ということで、放り出される前にこっちから出てやったわけです。あいつらほんまにおんなじ人間やねんやろか。怒。

 友人たちに助けてもらいながらおかげさまで、お引越しできました。キョリ的には今回は歩いても15分ほどのキョリ移動のみ。が、荷物がすごいのよ。14年の歳月にたまりにたまった荷物。ほとんどごみ、という気もするが。こっちは家具付で借りれるから荷物が少ないはず。。。 。なのだが。家具は2つだけ。友人にいただいた椅子、とこれまた友人がおいていったおりたたみのテーブル。

しかし。
キッチン用品箱 大中3箱
(今までは備え付けがあったのに、ここへ来てから各自が持ってるものを使うことになり、足りない分をもらったりして増えに増え。いまや一大物持ち)
調味料 2箱
食料箱 2箱

この食料品関連だけですでに7箱。
アンティーク皿・カップ類1箱(これ、早く日の目を見せてあげたいに)
レース類箱1
本!大きいのに入れると重くて持てないと思い小さめの箱につめましたがそれでも、5箱

なんかわからん小物の箱      2
靴(夏と冬に大きく2つに分けて) 2
服類(これも夏と冬に分け)    各 2
シーツ、ふとん、枕(なぜかもらったりして3つもあり)、クッション、類
書類の箱 3

 3日~一週間分の着替え、すぐにいる日用品は小さいキャリーバッグに。
 日本用の大きいスーツケースには銀行の明細などの紙類、重い書類関係を入れます。

 雑誌や新聞のレストランやらレシピの関連の切り抜きはぜ~んぶ、捨てました。取ってても見ないし。重くてかさばるから。それでも2箱くらいしか捨てられなかった。

 はてさて、14年前日本から来たときには、段ボール5箱でした。それがいまや20個以上 !!!なんでやねん?



 ろうそく、キャンドルの類だけで1箱。なんでや?

 意味のないおもちゃ類はチャリティに。
 服も着れなくなったり、流行おくれのは、破れてたりしてなければチャリティに持っていけばいいのでしょうが、なんとなく、失礼かなと思ってしまうのです。日本だとあまりチャリティとかリサイクルしないけど、こっちはどんどんしてます。メイドンヘッドの町にもチャリティショップがいくつもあり、日曜日の夜などになると出入り口にごみ袋のように寄付のブツが置いてあります。

 今度のところはイスラム系3人、ポーランド人1人、でわたくしお姫様なんですけど、すでにカレーと南インドのパンケーキ(ドーサというらしい)をご馳走になりました。おいしかったわ。お返しに照り焼きビーフを供したら、ビーフは食べないんだって。大家はモスレムで、今月はラマダンなので断食してるんだよね。この際なんでイスラム世界をじっくり観察しようかと思っておます。お里は南インドとか言ってるんだけど、モスレム(イスラム教徒)なのよね。なんでやろ。インドというよりはパキスタンなのかも。でもgoogle で「インドとパキの違いは?」ってやると、違いはないんだってぇ。パキというのは英語で差別用語になるらしいので要注意ですが。政治上、パキスタンはイギリスの影響が多くあるため、かなりこの問題は別に考察すべき課題かもしれず。。。とりあえずこのへんで濁しておこう。ちょっとレポート宿題として、引越しからえらい課題が飛んでしまいましたが。

 人間ウォッチングはまだまだ続く。。。

こういうお家に住みたいものじゃ。。。夢のまた夢..

新しい家はセミデタッチドハウスで、写真に撮るほどでもござんせんわ。部屋もいまごちゃごちゃなので撮る気もせん。。。前のとこより家と庭は小さくなったけど、わたしの部屋は広くなり、ファイヤープレースは気に入ってます。
 またまた写真のむつかしいテーマでしたので(自分のごみを撮って入れるわけにいかんしね。。。いやいやごみと言う名の荷物かも)近所のドリームハウスを入れてみましたわ。部屋を見に行った家ではござりません(右の家は実はベッド&ブレックファーストをやっている)

 こういうんでもええ。ええって。。。

 そらええやろって感じ。






 ああしかし。寒い。8月とは思えない冬の気温。
最高でここんとこ20℃切る。夜なんて14℃。日本の37℃は想像がつきまへん。セーター必要でもなんの不思議でもない。
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..August, 2010

Tuesday, August 10, 2010

103 日・英 医者事情

 メイドンヘッドに越してよかったと思うことのひとつ。医者や歯医者のアポが取りやすい!


 イギリスの医療制度は NHS (National Health Service) と言う組織で動いております。NHS を使うか、プライベートの医者に行くか。この2つ。ふつうに*GP に行く場合は無料。無料といっても、保険代は給料から差し引かれておるのでまったくただなわけではないのですが日本のように、初診料、とか、3割負担とかも、なし。
 はじめて GP 行ったとき、診療が終わってどこで支払うんや、といぶかりました。何も支払わず帰るっつうのが不思議でしたね。
 まず住んでるところの管轄の GP に登録します。引越ししたら登録もしなおさないといけません。GP はだいたい一番住まいに近いところで探す。わたしの場合は一番近いのはひとつしかなかった。で、健康診断を受けて、担当医をもらう。でも診療所に複数の医者はいるので見てくれる医者がいつも同じひととは限らない。もちろん指定することもできるでしょうが、そうなるとまたアポ(予約)の問題がでてきます。

 *GP = General Practitioner の略 Family doctor とか、言われてるけど「かかりつけの医者」ってことでしょうね。GP は全般に何でも知っていないといけません。日本のように細かく分かれてません。たとえば日本で、風邪かな、と思ったら内科医に行き、のどがおかしかったら耳鼻咽喉科に行くけど、イギリスでは風邪でも目の痛みでも、捻挫でも、まず、GP に行きます。GP はそこでできる治療・アドバイスをして、専門医が必要な場合は専門医を紹介します。

 医薬分業なので、薬は GP で買えません。GP から処方箋をもらって、それを持って患者が、薬局に行き、お金を払います(この料金は処方箋代なので、たいていの薬は一律 £7.10 現在のところ)

 自分の恥をまたまたさらしてしまいますが、自分のことだからいいでしょ。ネタにしても。

 今だから言えるが、甲状腺をわずらったときも体重が激減したので、GP に行って、血液検査をしたら甲状腺機能亢進症だと言われ専門医を紹介してくれました。ただ、この専門医とのアポをとるのがおもいっきり時間かかる。ゆうに3ヶ月はかかったかな。そのときは会社がプライベートの保険に入っていたので、すぐに見てもらえるプライベートを使いましたが、なんと5分もかからない血液検査だけで250ポンド!医者も、プライベートで見てもらうと一回10分くらい話をして、200ポンド、だいたいが医者に見てもらう前に毎回血液検査をしないといけないので、一回合計450ポンド。ほぼ毎月やってました。
 失業したあとも治療はまだ必要だったので、プライベートをやめてNHS での診察に変えてもらったけど、医者は同じ。行く病院も同じ。待合室が違うだけ。無料。
 日本に一時帰国したときに、神戸の甲状腺専門の病院に何回か行きましたが、日本での保険のないわたしは実費。実費でも、血液検査が7000円くらい?診療費が1万いくらだったから、まだイギリスのプライベートより安いよね。それに日本語だし。血液検査の結果も即!10分くらい待てばその場でわかる。イギリスの場合は1週間かかる。

 イギリスに住んでいるので、最終的に治療はイギリスでしましたが、ヨード放射線治療といって、放射線カプセルを飲むのです。たいていこれで治るらしい。で、まあ、治ったということで去年の10月にカプセル飲んで、そのあと何回か行ったらもう来なくていい、と言われ。半年に一度でもロンドンまで平日休んで行ってたんで、これが続くと地元の専門医を紹介してもらおかと思っていた矢先。これも、全部無料。
 歯医者はちょっと違います。イギリスの歯医者も避けて通ろうと思ってたけどついに。。。
 ロンドン北西部に住んでいたころ、急に歯茎が腫れて痛く、GP に行ったら歯医者の電話番号リストくれて、NHS の歯医者に電話したら、来週来いと言われました。今、痛い、っつうてんのに来週まで待てるかよ!で、電話しまくり、すぐ来なさいと言ってくれた歯医者はプライベート。受付も親切で感じよかった。何がプライベートかというと、30分で150ポンドなりぃ。お医者さんも若くてハムサムだったけどなあ。そう、イギリスの歯医者はそれ以来。今回はそう緊急でもなかったし、前のこともあるから悪くなる前に行っとこうとしたわけです。備えあれば憂いなし!!良く言ったもんだね。
 メイドンヘッドにNHS の歯医者は1つしかない(ようである)。おそるおそる登録に行くと、名前と誕生日と電話番号を口頭で言って、あっさり登録終了、予約したいというと、明日どう?だって。明日あ?そんなにすぐ?返ってびっくりした。であさってにしてもらいましたわ。さすが田舎。



 年末、日本で人間ドックに行きました。再検査のお知らせが来てたんだけど、そのためだけに2ヵ月後とかに帰国できないので、再検査はこっちでやろう、と結果の英訳を(もちろん自分でしたのよ)持って GP に行きました。胸部X 線の再検査が必要らしい。メイドンヘッドの唯一の総合病院で、アポなしで、すぐできるから、今日行きなさいと GP からの診療シートを持ってその場で検査。はや~。アポも必要なく医者からのフォームを見せるだけ。待ってるひともいなく。X 線検査台に子供用なのか、くまのぬいぐるみ、とかが置いてあるところがかわいい。ただし結果は1週間かかる。
 血液検査は最寄の GP でするときはアポが必要で、総合病院に行く場合はその場で並ぶ場合もあるがいきなり行っても大丈夫。ここには2回くらい行ったんだけど、すっごいとろい。ロンドン市内の大病院だと、採血係が5人くらいいて、ブロイラーのように、整理券取って、待って、順番来たら、はい、さっ、終わり、で待つのは長いが、順番が来たらすぐ終わるのに、この田舎の病院は待ちが長い。9時から始まると言うので、9時に行ってたら番号札17番。結局1時間以上かかった。というのも、採血係がひとりしかいない プラス ひとりにかける時間がすっごい長い。順番が来たら部屋にはいって挨拶から始まり、検査の紙を眺めたおして、質問されて、今日の調子はどうだの、って、でおもむろに器具を取り出し、採血もゆうっぅくり。ひとりに5分くらいかけてると思うな。それに、家から歩くと30分はゆうにかかる。バスはもちろん、1時間に一本しかないし。検査のあと会社に行くにもバスの時間とあわないと、えっらい時間がかかるのさ。車を運転できない、車もない、田舎暮らしのひとには。
 で、今回の血液検査は GP でしようとアポの電話したら、はい、来週おいで。8時半のアポで、10分くらい前に着いたけど、待ってすぐ名前が呼ばれました。採血係のおばさんは明るそうなひとで、「あ、わたしの名前はねえ、名前がどっかいっちゃったのよね」どうも名札をどっかにおいてきたらしい。同僚に聞いてる。「ねえ、わたしの名前どっかへいっちゃったんだけど、どっかで見てない?」まあ、すわってちょうだい、あ、荷物はそこね。リラックスして。だって。
 フォーム持ってきた?あ、それそれ。いい子ね(猫か犬に言われてるみたい)どれ(フォームをチェックしてコンピュータに打ち込み)、コンピュータよくわかんないのよねぇ、とか言いながら、はい、じゃあ4本ね。げ~4本も採るの?
 血管の筋を両腕見て、おもむろに注射針、え~、消毒もせ~へんのかね。ほら、バンドみたいなの腕の上にぎゅっと縛ったりするやん、それもなし。いきなり。4本採るにはとっても時間がかかるで。その間も冗談とか言ってる。

 そのときは良かったんやけど、あとからびしびし痛みがずんずんきたんやでぇ。はい、結果はね、5営業日かかるから、ま、金曜日にでも連絡してみて。行ったのが火曜日やから、5営業日やと、翌月曜日と思うけど、計算でけへん。ま、いいや。
 この日までに先週の X 線の結果がでてるはず、と院内の内線で「結果ライン」に電話して聞きました。この GP って結果を電話で聞くようになっているんだけど、何も異常なしの場合はいいけど、英語で専門用語言われてもわかれへんしなあ。案の定「何が知りたいの?」と聞かれ、何を、と言われてもなあ。正常だったのでしょうか。すると、6週間後に再検査といわれる。また再検査ぁ??アポを取れ、と。受付に行くと、医者から電話させるという。で、会社に着いたらかかってきて、フォームを出すから受け取って再検査にまた病院に行けということでした。何がどうなの?と聞くと、感染症の疑いがあるから、もう一度検査するだけよ、とあっさり軽く言われてしまいました。
 結果、X線は2回検査に行くも、「異常なし」ほっ。安心していいのやら、疑っていいのやら。わからんけど、異常なしっつうことはよしとしょ~。
 血液検査はいまんとこ、進行形で、続きができそうですが。。。どうなることやら。一度は「結果係」から「心配することは何もないけれども担当医に連絡されたし」手紙が来ましたが、今回は休みやら平日の日中に電話するのがなかなかタイミングつかめず(あっと思ってると昼休みになり、午後あっと思っているともう5時近くていまさら電話してもだめやんとか)できてないんですわよ。メールかなんかで問い合わせできたら便利なのにね?

 今回の話題は写真向きじゃなかったので、ぜんぜん関係のない写真を入れてみました。

*今週日曜日に引っ越すので、インタネット開通するまで、しばし音信不通になるかもです。同じメイドンヘッド内ですが。これまたネタにできそうな引越し騒動なんだけど、とりあえず、休憩。

© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..August, 2010

Friday, July 30, 2010

番外編 南仏の2つのミシュランレストラン・プラス

 さて、ご期待の食編です。

◎アルルのヴェジ・レストラン 7月15日夕食
 ミシュランではないけれど、いいレストランがいっぱいありました。初日に行ったアルルのヴェジタリアンレストラン
 当初友人に紹介してもらったビストロに行こうと思って訪ねるも予約がないので満席と言われ。
 その近くでとりあえずと思って入ったのがヴェジ。これなかなか

 よくわからなかったけど、勧められるままにとったメインの盛り合わせ

 左からズッキーニとキャロットのキッシュ風ケーキ、真中冷たいきゅうりのスープ(ヨーグルトも入ってた)、奥左になすの煮付け 右ピンクのは キノアQuinoa という粟ひえみたいなの。ビーツ、サラダと。どれもおいしかった。これが 9.50ユーロ。

 ここのコーヒーが。。。ピカいちだった。。。エスプレッソと頼むと「カフェね?」といわれた。エスプレッソはイタリア語。フランス語では、カフェ、でいいのですが。パーコレータに入ってでてきたんだけど、うま!!の一言。カップもかわいかったのに写真撮るの忘れました。

 住所は Rue des Porcelet  このあたりレストラン多し。番地わかんないけど、La Mangelire という名前だった。よく覚えてるわ。Manger  食べる Lire 読む
 ゴッホが入院中、自分の耳を切り落としたことで有名になった病院 Espace Van Gogh に近いです。


◎アルルのミシュランレストラン 7月16日ランチ

 Le Cilantro という名はチリの一種からきているそう。去年ちらっと看板は見たけど、高い、と思ってた。でもランチは3コース25ユーロでしたので、悪くないかな? 予約なしでは難しいと悟ったわたしたちはさっそく、翌日のランチを予約。お庭もあったけど、しつらえが、もひとつということで、中で食べました。モダンな作りでさわやか。でも暑い!




突き出しの盛り合わせ
左から、サラミのようなハム、野菜のチップス、オリーブのタパナード






 コースは各2種から選べるのですが、みな同じものを選びました。これは、前菜。スパーダ(かじきまぐろ)の「にぎり」野菜巻き、とあったので、寿司がでてくるんかと思ったらなんと。巻きをにぎり、と理解しているようだ。







 メインはルージェ(いとより)の切身がどっと入った「ブイヤベース」。ブイヤベースのイメージをくつがえす、なんてモダン。フォーム(泡)にしてあるのよ。スープはロブスターの味がしっかりしてました。ロブスターどこ行ったたんだろ。下には大きめの野菜(ねぎ、にんじん、紫ブロッコリ)が添えられていて、上品で軽い感じ。





 デザートはアプリコットスープに浮かぶヴェルビナ(日本語ではヴァーベナになってて。レモンと言ってたけど、レモン風味のしそ科のハーブみたい)のアイスクリーム。
 ちょっとスープが甘かったけど、白く浮かんでいるのはメレンゲです。

ワインはロゼばっか飲んでたけど、このニームの、良かった。


コーヒー頼まなかったけど、最後にでてきた、プティフール。3人前

一人分をマット代わりのガラスのお皿に並べてみました。
右コップに入っているのがチョコレートムース。とっても濃いいいお味。フロレスファンすなわちチョコホリックがこれ、絶対リキュール入ってる、と聞いたのですが、チョコレートとバターだけだって。コップにかかるスプーンもおちゃれ。ストロベリがのってるプチケーキにピンクの四角いのはマシュマロ。




 これで飲み代も入れて、ひとり 40ユーロはリーズナブルかな。
 場所は古代劇場アレナの近く。
 Le Cilantro 31 Rue de la Porte de Laure, 13200 Arles, France‎ - tel 04 90 18 25 05‎


◎7月16日夕食
 ホテルの近くで妥協、だけどこれがけっこうよかった。何にしよっかと運ばれていくのを見ていると大皿盛り合わせを発見。このレストランの名前をつけてた盛り合わせなんですが、名前忘れたわ。

 盛り合わせには、左下レモンの右がえびのカクテル、時計回りに上に、スモークサーモン、メロン、モッツァレラチーズにでかトマト(隠れて見えないが)
サラダ、右上のカップに入ってるのがライスのサラダ、メロン、生ハム、テリーヌ、パイナップル
 これを前菜に3人でシェアして、このあと各自ステーキを食べたのですが、確実に多かった。
 レシートでてきました。
Les 2 G
28, Rond Point des Arenes 13200
tel 04 90 96 44 65



◎ついにアヴィニヨンのミシュランレストランへ 7月17日昼
 アヴィニヨン クリスティアン・エチエンヌ はミシュランレストランでっせ。2年がかりで、やっと来れたという喜びのあまりか、感動がうすれ。。。夏はとまとコース!と勧められるままに3人そろってそれにしたんですが、まあ、まあ、かな。舌の肥えすぎたわたしたち。ここに来るまでにドラマがあって、間に合わないかも、と思っていたので、期待しすぎて疲れたのかも。。。まじ。

 アルルからアヴィニヨンまでは鉄道で20分ほど。5月にタイムテーブルを調べたときは11:52 発12:09 着という列車があったので、レストランを12時半に予約したのです。ところが!列車のチケットを購入しとこと思って調べなおしたらみな「バス」になってます。バスだと1時間20分くらいかかるの。そうすると10時50分に乗らねばならず、しゃーないかなあと思ってたのです。ところが!2日前に会社のフランス鉄道(SNCF)のシステムで調べるとまた列車がカムバックしとるではありませんか?それでチケットも発行できたし。でもちょっと不安が残るので、現地で聞こうと。木曜日に到着した折、アルル駅で土曜日のこの列車はあるの?と聞くとある、という答え。じゃあ、11時52分でいいな、と駅に行きました。ところが!ボードを見ると、この列車はTGV になってて、しかも Supreme になってる。プラットフォーム番号がなかなかでてこない。とってもsuspicious. 意味がわからず、聞いてみると、電車は来ない、と言われました。へっ??
 どうしよう、次のバスじゃあ、到着するのが1時半。レストランに遅れる旨電話すると1時半より遅くはならないわよね、みたいに念押しされました。去年もそうだったのよね。予約のぎりぎりが1時半らしい。
 考えに考え、ほとんど、ランチには間に合わない、またか、と思ったんですが、3人だし、タクシで行こうか、ということに。70ユーロで、所要約40分。結局もとの予約時間ちょっと遅れただけで到着。やれやれ。しかし高いランチ代です。

 気を取り直して食べることにします。
 いちおうメニューのフランス語をそのまま転記しておきます。


Royale de tomate "Saint-pierre"
jus de céleri branche à la menthe

とまとロイヤル風、セロリとミントのジュ添え
ムース風でとってもおいしかった。ミントがあうのかどうかはわたしには ?ですが。





Le traditionnel tartare de tomates
en trois variétés au basilic, salade d'été à l'huile d'olive

 
とまとのタルタル3種 グリーントマトに、黄色いのはパイナップル、と言ってたんだけど、パイナップルトマトっつうのがあるみたいで、これもトマトのようです。お皿もかわいい。



Flan de seiche à l'encre,
tomates "Olivettes" confites,
écume de vinaigre de citron au basilic

とまとのコンフィ 真中の黒いのは何かと思いきや、いかのフラン。ふわオムレツみたいだった。あまりいかっぽくないお味だした。



 ここでお詫び。お次はガラスの一人分のキャセロールに入ったとまとコンソメが出たんだけど、写真撮るの忘れました。クミン味となってるけど、カレーみたいでちょっと。。。。いまいち。

Consommé de tomates "Marmande" au cumin,
brunoise de légumes Provençaux



Bille d'agneau en croûte de basilic,
concassée de tomates "Cœur de bœuf",
émulsion au parmesan

これがねえ、ラムというから、想像してたのとぜんぜん違う。コロッケのようでした。アランチーニかと初め思ったけど。チーズも入っててこってり、おいしかった。

 


 中はこんな感じ






Caillé de chèvre aux Picholines,
mousseux de tomate " Noire de crimée",
tomato gressini

シェーブル(山羊のチーズ)のクリームチーズの上にとまとムースがあしらってある。ちょっと山羊の匂いが強くて万人向きではないかも。向こう側石にささってるのは、とまとのグリッシーニ 



Biscuit tomate-thé matcha accompagné
d'une salade de tomates cerises et fraise,
sorbet tomate, praliné au sésame
 
抹茶、やて。やっぱりお茶が入ってたんや。そのときはピスタッチョって言ったと思ったけど、マッチャって言うたはったんやな。抹茶味スポンジのとまとサンド チェリーとまととストロベリサラダ添え とまとのソルベ(これ、甘くておいしかった)


だから全部とまとなんだってば。

とまと
もとい、これは飲んだワイン











コーヒーとプチフール ボルドーの代表菓子カヌレ、サフランとラズベリのマカロン、生チョコのプチサンドにヴェルビナ(レモン)のマシュマロ
サフラン味はみなに不評でした
マシュマロも石鹸みたいって。ヴェルビナ、ロクシタンも使ってるもんね。南仏の名物なのかしらん。


夏だからか、テラスでの食事。
とまとがいっぱい植わってました。










場所は法王庁の横 つたにからまる建物ですぐわかります。
Christian Etienne
10 Rue de Mons  84000 Avignon, France
tel 04 90 86 16 50

 トマトコースのメニュー   
 ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ クリックぅ
こちら英語版。70ユーロですのよ。

 列車がなかったのは工事期間だったらしく、どこの国も路線工事するんですなあ。でもいまだに
Supreme だか Surpreme だかの意味わかんないし。タクシで乗り付けたはいいが、広場の前までしか入れず、まあ、たかだか20メートルほどですが荷物ひきずって歩きました。最後はレストランの階段!階段がけっこうあって、それも大変。ランチ後はまた荷物持って駅まで歩かねばならず(10~15分くらい?)それが一番しんどかった。おまけに、フェスティバルやってて人が多い多い。暑さとひとごみの中、荷物持っての移動。あ~疲れた。


◎オランジュ
 特筆すべきレストランはなし。連日9000人のひとが来てるわけで、選んでられまへん。どこのレストランもみなオペラ用のセットメニューのみ、という状態。選ぶどころか予約してないとテーブル確保もあやうい。まあ、どこに入っても及第点と思います。

 2夜目、入ったカフェのようなビストロ。典型的フランスコース料理だったけど、デザートなかなかかわいくてよかったよ。
 チョコムース、フルーツサラダ、シュー(右)

◎ニームの2つのレストラン

7月19日夜
 ニームは去年たまたま見つけた夕食に行ってよかったとこを探すにもなかなか見つからず。名前さえ覚えてなかったし。なんか、細い路地を入っていったんだけど、くらいしか覚えがない。ほとんどあきらめてたのに、最後しっかし見つけたのです!が、夕食時はプライベートパーティがあるようで入れませんでした。で、隣のニーム版サリー・クラークス* 風レストランJoséphine に飛び込む。オランジュもそうだけど、ニームもなんか、アレナ(古代劇場)で音楽祭典をやっており、人が多いので、またまた夕食にあぶれたくなかったので。

 ここは客がだれも入ってなかったんだけど、シェフのような女性が、店の前で電話してます。窓に張ってある雑誌記事から、そう、このひとだ。家庭料理のレストランぽい。メニューはコースのみで、3コースが18ユーロ。生ハムメロンか、トマトのガスパッチョ。メインは仔牛の煮込みかポークのシシリー風。デザートがパンナコッタか桃のタルト。開いてるの?と聞くと、いまから準備する、と言って、植木やら、中に入れてたテーブルや折りたたみ椅子を道端に出します。お手伝いしちゃったわよ。ひとりで全部やってるみたいで、途中ヘルプのひとが来たようですが、だいじょぶなのかなあ。
 とりあえず、仔牛の煮込みは1時間くらいかかるといわれ、桃タルトはない、とのこと。ちょっとプロ意識に欠けてるかな?今日は昼間忙しかったのでタルトの仕込みはできなかったと言い訳してた。


 前菜はトマトのガスパッチョ。なかにはいってた塊のチーズが多く入れすぎの感があったけど、さっぱりしていておいしい。








メインの仔牛の煮込みタラゴン風味 ロースト・ポテト添え
タラゴンの甘い風味がとってもすてき。








パンナコッタ ラズベリソースかけ
これはこれであっさり、生クリームの味が上品でおいしかった



 ニームのオーガニックのロゼ。これおいしかった。カラフで 7ユーロ!最後におまけまでしてくれた。ニームのロゼはなかなか行けまっせ。エチエンヌもニームだったし。

 桃タルトは今日はない、と言ったのに、2軒隣のさっき寄った Le 9 のレストランへレモンタルトが運ばれて行くのをしっかり目撃。よそに売ってるんかあ。自分の店のデザートは作れなかったのに、けっこう気まま。適当。南仏的なのか?・・パンナコッタならお安くあがるし、カンタンだし、おいとけるもんなああ、とみなのちょっと批判的結論。

7月20日ランチ
 Le 9 (Neuf) 去年は8月だったからか、中庭のこのレストランにはどピンクのブーゲンビリアがまっさかりだったのですが、今年は緑一色。また、去年は夜だったので、キャンドルの灯りがロマンチックだったのですが、今年は昼なので、暑い!屋根が出てたけど、打ち水してたわ。
 前日の夕食は満席で入れなかったので、翌日のランチを予約しておきました。

 こちらお昼のコース2コースで15ユーロ
 




 友人の前菜、ガスパッチョだったのだけど、きゅうりとヨーグルトだった。ので白いのです。単にヨーグルトときゅうり、だったらしいけど。








 わたしの前菜 なす。薄切りをグリルしてあり、トマトペーストのようなのが乗せてある。なすはかりかりでこのとまペーストもおいしかった。








メイン各種 左下から時計まわり
ビーフカルパッチョ、いかのフリッター、ルージェ(糸より)魚の塩焼き。

お塩はカマルグの塩が箱ごとどんとおいてあります




付け合せの野菜、コジェット(ズッキーニ)とポテトと焼きトマト
グリルしてある


 デザートに隣のジョゼフィーヌ作のレモンタルトを食べました。彼女のはすごくおいしいわよ、という笑顔の目元がキーラ・ナイトレー似のウエイトレスの言葉でひとつ取り、みなで試食。シャンティークリームはこのレストランの手作りだそうです。わたしにはレモンカードがちょっと甘かった。桃タルト食べてみたかったなあ。





いつもワイン飲んでから忘れてて、あっと気づき色のないボトルを撮っていたので。
ロゼだから色も見たいって?


Bar Le 9
9 Rue de l'Etoile 30000 Nîmes, France 
tel 04 66 36 07 56

Joséphine はその2件隣の角です。
同じ通りの15番地。


 今回ミシュランレストランも含め、フレンチとは思えぬ、あっさり軽いメニューでした。




 だいたい、パリもそうだけど、テラスにはりだしてるレストランって、中とテラスのあいだは扉も窓も開けてるから、冷房なんて入ってないし、入ってたとしても効いてないのよね。フロレスファン(プロレスじゃないよ)はエアコンの効いてるレストラン、と死にそうだったけど、無理。中の空気がむうぅっとしたとこで食べるより、風の通る外のテラス(道端というときも多いが)で食べる方が涼しい場合も。よく言えば自然を大切にしてるのかなあ。そんなことないっか。

とどめは~、パリ。

 
 帰りはパリで乗継ぎの時間がゆっくりあったのですが夕食を食べるほどの時間はないだろうから、サンドイッチでも買ってユーロスターに乗り込もう、と思いきや、北駅の近くのカフェでささっと食べることに(ビールが飲みたかったというのもあるが)。〆は典型的フレンチで、エスカルゴがあったのでそれと「砂肝のあったかサラダ」を分けました。これはフランスにしかないよな。オランジュで食べたチキンレバーの温サラダもおいしかったですが、ここのも柔らかくてなかなかよかった。「フォアグラトースト」までのっかってたしね。これに生ビールですよ。やっぱり夏は。

*サリー・クラークス 女性シェフで、ロンドン、ケンジントンでクラークスというレストランをやってます。なかなかいいですよ、ここも。彼女の料理は家庭料理を超えたプロの味、だけどね。

© Mizuho Kubo , All rights reserved…..….July, 2010
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