←アランデル城を望む
←村の郵便局
アランデルはロンドンの南西にあります。ヴィクトリア駅から列車で約1時間半。そう、女史に別件にてコメントいただいたように、またやってしまいました。乗り換えせずにアランデルまで行けるはずが、油断してましたねえ。長い車両だったので考えるべきでした。途中で切り離され、わたしたちは後方車両にいないといけなかったのに、前にいたんですねえ。車掌さんが切符を拝見に来たときはもう遅い!もっとはよぉ来てよぉ。次で降りて戻らなあかん、と言われたのに、筆者はまだ疑心暗儀で、切り離す前に後ろ車両にいけばいいんだと思ってました。とりあえず、後ろに移動。やっぱりこれ以上後ろへは車両をまたげない、ところまで来て座ってます。くだんの車掌さん、またやってきて、こいつら、わかっとらへん、と思ったんでしょうな。取って返す列車の時間調べてあげるから、って。行くはずのアランデル城が窓の外、近くに見え、やがて遠ざかっていきました。やっと状況把握。そうか、もう切り離されてしまったんや。あそこまで戻らなあかんねや。次のバーナムという大きな駅で(Barnham メイドンヘッドの近くにも同じようなはっちょんの駅があるが、うちの近くのは Burnham )乗り換えるべし。向かいのプラットフォームから出るんだよ、って聞いてくれた。親切な車掌さん。やれやれ。直行で行くはずがえらい遠回りしてしもうた。でもよかったわ。気がついてもらえて。
あとからガイドブック見ると別の通りにアンティーク通りがあったみたい。しまったぁ。
さて、お城ですが、アランデル鉄道駅から徒歩15分くらい。駅からミニキャブが売り込みしてますが、まっすぐの道で(さすがの筆者でも!)迷いようがない!駅を出て、どっちに行くかわかりさえすれば、目印のように前方に城が見えてる。
ゆるやかな高台を登り切るとお城。隣にきわめてモダンな教会もございました。
お城はノーフォーク公(Duke of Norfolk)の居城となっており、現在もこのご貴族様ご家族がお住まいになっておられます。1846年に、3日間ヴィクトリア女王が訪問・滞在なされた、というのが誇りみたいで、ご滞在された御部屋、なども見れます。ベッドルームと、居間と、調度家具、アンティークの収集品、絵画などなどお宝シリーズ。
フィッツアラン家の代々のお城ですから、フィッツアラン・チャペルっつう大ホールがございます。ほんとはここでは写真撮ったらいかんかったらしいの。知らぬが仏、きゃっ。
これが(←左)お墨付きのシタンの三面祭壇画とかいうやつですわ。したん、いや、知らんと撮ってたんやけど。。このあと「撮影禁止やで!」警備員のこわいおじさん、登場。。思わず英語わかりません~表情するわたしたち。
Castle Keep. (エゲレスでは、キャッスルじゃなく、カースルって感じではっちょんします)
守る、という意味で天守閣かなあ。防衛の拠点、敵が来るとすぐわかるように見晴らし台でもあります。一番上まで登れて絶景。アラン川に、アランデルの街並みが望めます。高所恐怖症のわたしにはちょっと怖かった。
お庭もとっても素敵で、この枠組みとか、アーチに柱に、ベンチまで全部「木材」木です。
↓ アスパラガスの花!
代々の墓所となっているチャペルもございました。前には四角い噴水がしつらえてあって、静かな雰囲気。
天気がよかったので、なかなかいい秋の日帰りデイアウトっていう感じでしたな。ハプニングはあったにしろ。なんか、ひとつはエピソードできるのよね。日本からの友人と出かけると。迷惑被ったかたがた、お許しくださいませ。大笑い譚がまたでてきますから。
バラ園もございましたわ。
右下は群生していたシクラメン!
秋晴れの9月12日土曜日に日帰りしました。列車はねえ、またでてくると思うけど、土曜日と日曜日では苦労がえらい違うのよん。ま、土曜日でもやってしまったはやってしまったんですが。平日でもやってしもたこともあったなあ。ネタがつきまへん。詳しくは後日おいおい、小出しするわ。お楽しみに。
2009年12月11日
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